北陸旅行記その2。北陸旅行記その4(完結編)。

2011年11月15日

北陸旅行記その3。

ああー、とうとう「愛∞無限」が最終回を迎えてしまった。

最終回は…まあ、ハッピーエンドでしたよ。
私が好きになったジンハオくんのかわいらしい笑顔も復活したし。
よかったっちゃあよかったのかな…うーん、でも、何かスッキリしないんだよねえ。
見終わってモヤモヤの理由を考えたんですが、やっぱり後半はジンハオがずっと別人みたいだったのが原因でしょうね。
いくら真実を言えなかったためとは言え、ジンハオほとんど悪人モードだったし。
私好みのジンハオが全然出ないので、最近はルイエンのパパがカツラかどうかばかりに気を取られてしまいました。

それから障害を乗り越えてのハッピーエンドって感じにしたかったんだろうけど、終わりの2回くらいはトンデモ展開すぎて、ちょっとびっくりしましたよ。
ジンハオは上司に撃たれるわルイエンちゃんは車ではねられて骨折するわ、常にどっちかが病院にいる2人。
更にパパが仕込んだ企業スパイに携帯アプリ開発を盗まれるし、踏んだり蹴ったりじゃん。
途中で「この2人、くっつかない方が幸せなんじゃ…?」と思ってしまいました。
第一結婚してルイエンのパパとジンハオはうまくやっていけるのか??お母さん殺されて恨んでる設定じゃなかったのか??

といいつつ最終回まで見続けちゃったし、いいドラマでしたよ。
でもやっぱり大学生時代のジンハオずっと見ていたかった…。
今度ジンハオもといウィルバー・パンがDVD発売イベントで来日するらしいですが、さすがにDVD買うまでは行かないな…。


話変わって。

北陸旅行話は更に続き。



10月4日。

【06:00】
この日は朝から精力的。

泊まったホテルには5つの貸切露天風呂があるのですが、すべて有料。
ただし毎朝6時〜10時は無料で早い者勝ちで入れるらしいのです。
一般の大浴場&露天風呂もかなり広くて堪能したしそれで満足だったのですが、前の日仲居さんにその話を聞いて、入れるなら貸切風呂も入りたい、ということで、ダメ元覚悟で6時ジャストに行ってみることに。

しかし。
宿泊フロアからエレベーターで浴場フロアに下りる途中、各階で他のお客さんがタオル片手に乗り込んできたのですよ。
前日の様子からしてお客のほとんどは関西の人だし、なんとなく関西って「無料」の言葉に弱そうだし、みんな確実に貸切風呂を狙っている…!?
関西おばちゃんパワーでエレベーターの奥に押しやられたアテクシ、既に一歩どころかかなりの不利な状況です。

エレベーターが浴場フロアに到着すると、おばちゃんは一斉に廊下を右に向かって行きました。
私も負けじと右に…ん、右?貸切風呂は廊下を左のはず。
おばちゃん達は知ってか知らずか、一般の大浴場へと向かっていったのでした。

その隙に私は左の貸切風呂へ。5つともちょーガラガラで、ちょっと拍子抜け。
でもおかげで朝食までに3つの貸切風呂を渡り歩きましたよ。

朝食もやっぱりおいしくてシアワセ。
だけど前日の夜食のおにぎりがまだおなかに残ってて非常にきつかった。でも全部食べたけど。
チェックアウト後、加賀温泉駅までの送迎バスまで時間があったので、ホテル内の日本庭園にある足湯でのんびりゆったり。午前中で既に4つもお風呂入っちゃった。

【11:10】
送迎バスにて加賀温泉駅へ。そこから北陸本線に乗り、向かうは金沢駅。

【12:23】
金沢駅着。
駅舎はガラス張りのとても素敵な外観でした。

さてとりあえず金沢城公園近くのホテルへ直行しましょ。
ガイドを見ると、金沢市街はバス路線がかなり発達してる模様だけど、観光名所のひとつひとつは結構近い距離にあって、歩いてもそんなにかからないみたい。
駅から繁華街の一角である近江町市場までも距離はそんなにないようなので、歩いていきますか。

街中を散策しつつ、途中迷ったりしながらホテルに13:10着。
ホテル自体はこじんまりしつつもとてもクラシカルで、従業員もとても気さくでいい感じ。
これからお昼食べたいんだけど、金沢の名物料理屋さん教えてと聞いたら、手書きのマップをくれました。
観光名所からレストラン、金沢城〜兼六園のおすすめ散策ルートまで書いてあった。
親切すぎる。ホテルにもレストラン入ってるというのに。

【13:20】
教えてもらった自部煮料理のお店に到着。自部煮御膳を注文。
やばい。自部煮、おいしすぎる。
正直勧められるまで眼中になかったんだけど、最高に気に入った。
朝食の焼き鯵がまだ胃の中に残ってる気がしたけど気にしないことにして、定食にあった焼えぼ鯛も含めて完食。満足。

【14:10】
昨日の夜から食ってばかりなのでそろそろ動かないと、ということで金沢城公園へ。
金沢城公園。

これは「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」といって、復元されてたので中に入れました。
中の階段がほぼ垂直で、荷物置き場に荷物を全て置いていかないと危険で上がれないほどなので、何気にこわかった。昔の人って健脚ね。
公園はひろくてのんびりしてるし、とにかくお天気もよくて、園内散策にはとってもよかったです。

【15:20】
石川門を抜けると隣にすぐ兼六園。
兼六園。

もう日が傾きかけているからか、ここもあまり観光客が少なくのんびりと回れました。

ほんのり色づき。
灯篭と紅葉。

有名な灯篭の真上のモミジが図らずもほんのり色づいていてステキ。

【15:30】
園内を散策しながら、同じく園内にある成巽閣に到着。
兼六園に明日ではなく今日どうしても来たかった理由がこれ。
成巽閣だけは水曜定休日なので、明日だと入れないのです。

前田家の奥方のための御殿だそうで、そのためとても繊細で雅な造りでした。
なんと障子の腰板にも部屋ごとに異なる模様が刻まれていて、更に左の障子から順に、腰板に描かれている蝶の数が増えていくといった手のかけよう。
その他にも欄間にいち早くビードロが使われていたり、壁がマリンブルーと紫というド派手な部屋があったり、昔の人のセンスってすばらしいなと感じました。

その後兼六園に戻り、16:40出発。

【17:05】
ひがし茶屋街まで徒歩移動。
茶屋街こそ、ザ・金沢、って感じなのでぜひ訪れたかった場所でしたが、わざわざこの時間を待っての到着です。
というのも、日が暮れ始めるこの時間から、茶屋の灯りがポツポツと灯り始めるから。

ひがし茶屋街その1。
ひがし茶屋街その2。

写真だと明るめですが、実際はもっと黄昏ててそれはもう何とも言えぬ風情でしたよ。

その後、茶屋街にある重要文化財のお茶屋、「志摩」に。
お茶屋をやっているわけではないんですが、江戸時代のお茶屋がそのまま残っていて、朱塗りの間はそれはもうきらびやかで粋な造りでしたねえ。

お土産屋さんでは金箔グッズが多数。
総金箔の蔵とかあったりして、金沢らしさを満喫。
でもお茶をまったり飲む時間はなかった。残念。

【17:40】
続いて徒歩で主計町の茶屋街へ。
主計町。

こちらも有名な茶屋街の一角。
川沿いなのでまた違った風情。

ステキなたたずまい…?

途中、まあ何てステキな佇まいのお茶屋さんかしら、と思ってパチリとした後寄って見たら、公衆トイレでした。

主計町の裏路地はとても狭くて入り組んでいるのですが、裏を歩いている最中に夜の帳が下りまくって、つまり真っ暗になってしまって、少々どころかかなり怖かったです。

ひがし茶屋街にくらべると主計町の方が庶民的な居酒屋さんも多かったような。
今回は寄りませんでしたが、次回はぜひこちらでゆっくり酒でもつまみたいところです。

【18:20】
徒歩で近江町市場に戻り、市場内のお寿司屋さんへ。北陸旅行のメインイベントの1つです。
市場の中は夜が早いため、お寿司屋さんも割とひっそり営業していて、おかげでカウンターで板さんとゆっくり語らいながらおいしいお魚をいただきましたよ。
旅行前から「お寿司屋さんでは値段を気にしてビクビクせず、おいしい地魚を食べたいだけ食べる」ことをモットーにしていたので、本当に至福の時間を過ごしました。
能登の赤西貝、万寿貝…
甘エビ、白エビ、がすエビ…
のどぐろ、えんがわ…
思い出しただけでもよだれが出るほどうまかった。

【20:20】
ほろ酔い気分で夜の金沢をお散歩後、ホテルに到着。
金沢では珍しい温泉大浴場付きのホテルなので、お湯につかって更にシアワセ。就寝。

実はこの日の夜中、生死をさまようくらいヤバい出来事があったのですが、無事生還。


まだまだ続くよ!



toka at 20:34│Comments(0)TrackBack(0)

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