リフレクソロジーがオープンしたの。メリークリスマース。(1日遅れ)

2000年12月20日

私の青春が、また1つ…。

劇作家の如月小春さんが、くも膜下出血で亡くなったらしい。
彼女の作品は、女子校の演劇部なら必ず1度はやったことあるんじゃないだろうか。
かく言う私も、中学の時演劇部に入って初めて文化祭でやったのが彼女の作品「トロイメライ−子供の情景−」だった。この時はまだ入部したてだったので照明係だったんだけど、舞台全体を真っ白の布で覆って、永遠の女王が真っ白なドレスで出てきた時は、照明当てながら震えるほど感動した記憶がある。
演劇コンクールで他の学校が演じた「DOLL」は、舞台装置、演出方法、演技、どれをとっても格の違いを見せつけられたようで、いろいろと勉強になった。
高校の時、初めて演出という立場で劇を作ったのが「moon」。演じる側では味わえなかった大きな壁にぶち当たって、文化祭まで毎日泣いてたこともあった。
彼女が主宰していた劇団「NOISE」の舞台も、中高の時よく1人で観に行ったなぁ。下北の本多劇場とか、駅前劇場とか、スズナリとか、日曜日ヒマだとふらっと出かけて、「ESCAPE」とか「家、世の果ての…」とか観まくって、そんでよく劇場にいた彼女に頼んで、持ってた戯曲集にサインしてもらったっけ。
もうずーっと自分で演技するということをしなくなってはいますが、亡くなったと聞かされて残念に思ったのは、これだけ彼女の戯曲にかかわったのに1度として自分で演じたことがないんだよね。あの透明感のある彼女の作品、1度やってみたかったなぁ。あ、別に亡くなってもやっていいのか。なんか無性に芝居やりたくなっちゃった。

心からご冥福をお祈りします。
 

toka at 17:23│Comments(0)TrackBack(0)

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