2010年03月

2010年03月28日

寒い夜だから。

今日は3月とは思えないほど寒い1日でした。真冬かと思ったよ。
雨もちょろっと降ったし。

余談ですが週末のNHK天気予報で、愛しの冬将軍様が春のヤツとお花見してました。
なんなの将軍ったら!久しぶりに登場したと思ったらあんなかわいいだけの女にデレデレしちゃって!


思いの丈を叫んですっきりしたところで本題へ。
雨の降る寒い日というと、1ヶ月ほど前のあの夜を思い出します。


その日、会社から帰宅途中に家の鍵を忘れてきたことに気づきました。

店は既に閉まっている時間でしたが、99%母節子が家にいるはずなので、特に問題はないだろうと思ったのです。

家の前に到着し、チャイムを鳴らすも節子が出てこない。
トイレか?と思ってしばらく待ってチャイムしてもやはり出ない。
家の電話にかけても出ない。
節子の携帯にかけても出ない。ん?なんだ?どうした?

時々あるのですが、店を締めた後に飲食店さんから
「どうしてもビールが足りなくなった!」と注文が入り、配達することがあります。
考えられるとしたら、配達中で携帯に気がつかないか、お風呂に入っちゃったか。

その他の突発的な用事で出かけたとしたら私の携帯に連絡を入れてくるだろうから、出かけているとしたらこの2つが有力でしょう。
とすると、閉店時間から考えて、あと30分は帰ってこなさそう(お風呂からあがらなさそう)。

しばらく家の外で待ちながら、その間何度か携帯や家に電話しても一向に出る気配がない。
困ったなあどうしようかなあと思っていると、なんとポツリポツリと雨が降ってきてしまったのです。

傘も持っていない私は、雨の中30分も外で待っていられないので、仕方なく家から1番近くて雨をしのげる中華料理屋さんに避難することに。
あったかいラーメンを食べて身も心も少し落ち着いたところで、そろそろ戻っているだろうと電話をしてもやはり出ない。

ちょっとおかしい。
配達や風呂にしては長すぎる。

この頃から段々と変な胸騒ぎがし始めたのです。
思い出すのはあの日のこと。

まさか、家の中で倒れて動けないんじゃ。
意識がなくなってるんじゃ。

思わず私は中華料理屋さんから家の前に戻ることにしました。
チャイムを何度鳴らしても、電話を何度かけても出ない。
家の窓をうかがってみると、2階のリビングの電気が漏れてきている。
ということは節子は既に家にいるはず。
やはり予感は的中しているのか?

やがて雨も強くなり、凍えるほどの寒さに。
隣近所はお店か会社だらけで、全て閉まっている。
通りかかるご近所さんすらいない。

ただ締め出されただけならホテルにでも満喫にでも行きますが、嫌な予感でいっぱいの今は家の前を離れるわけには行かない。
どうすることもできない私は、いろんな意味で身体が震えだしていました。

そんな中、私に蜘蛛の糸ほどの光が差し込みました。

向かいのバイク屋さんのシャッターがあいたのです。
従業員のお兄さんが閉店後の作業を終え、家に帰るためシャッターをあけた模様。
とりあえず私はその糸を離すまいと、走ってお兄さんに駆け寄りました。

お兄さんは事情を聞き、
「閉店時間にシャッターが閉まった音は確かに聞いたよ。ただその後もう1度シャッターの音は聞いた覚えがないから、お母さんどこかに出かけたとは思えないなあ」
と教えてくれ、帰ろうとしていたのに
「いいよまだ残った仕事片付けるから」
としばらく一緒に残ってくれ、ストーブまで出してもらいました。

バイク屋さんで待たせてもらっていたのですが、私が家に着いてから既にもう1時間半が経過していて
何か事故・事件に巻き込まれているのなら早く中に入らないと手遅れになるし
お兄さんにこれ以上一緒に待ってもらうのも悪いということで
いよいよもって、鍵の修理屋を呼んでシャッターをあけてもらうことに。

これがまためんどくさい。
まあいきなり「鍵がないのでシャッター開けてください」と言っても他人かもしれないし、簡単にそうですかというわけには行かないんだろうけど
やれ本人確認だ、その家の何とか証明書は持っているかとか、
特にうちは自宅専用の玄関はなくて店舗のシャッターをあけるしかないので、窃盗とか犯罪に加担しないよう向こうも慎重にせざるを得ない模様。
しょうがないのは重々理解しているけど、こっちは悪い予感しか頭にないので「とにかく早く来てシャッターあけてください!」とばかり言ってしまうわけです。

そんなこんなで修理屋さんが何とか来てくれることになったけど、これから更に30分はかかるらしい。
文句は言えないので来るのをひたすら待つことにし、30分待つだけなのでバイク屋のお兄さんに「もう大丈夫」とお礼を言って帰ってもらおうとしたら
「30分だったらまだいいよ、何か事故だったら手助けできるし」
とのありがたいお言葉。
兄さん…ホントにあなたのおかげであたい救われてます。
いつも店に買いに来た時からかってごめんよ。

とにかく30分待てば状況がわかる。
その間も電話をしてみるけどやはり出ないので、予感は脳内で確信に変わりつつありました。

そんなこんなで修理屋に電話してから25分くらい経った頃。

そういえば、家にはFAXもあった。普段電話をしないけど、普通に電話機能として使えていたはず。
ふと思い出したのです。

そしてダメ元でFAXに電話したところ。


「はーい」

と、なんと節子が電話を取ったのです!!!

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toka at 20:21|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2010年03月27日

雑音のある生活。

先日会社の先輩とランチをしていた時にラジオの話になって

先輩「我が家では割とBGMがわりにラジオがかかっているの」
私「私もラジオ好きでいつも聴いてます、休日は朝から夜まで聴いてたりして」

という会話があって、一見話があっているように見えるのですが、
よくよく話を進めてみると
「J-WAVEに固定。ジョンカビラのDJ大好き。AM?なにそれ?」
な雰囲気の先輩に対し、私は
「AM大好きっす!民放の下世話な深夜ラジオが大好物!ラジオたんぱだって聴いちゃうよ!(FMはちょろっと!)」
なノリだったので、あまり共感を得られる感じではありませんでした。

私は小学校の頃からラジオっ子で、
とにかく野球中継はラジオに限る派(小中高と文化放送ライオンズナイターをほぼ皆勤で聴いてた)だし
とんねるずの二酸化マンガンクラブとかハガキ送りまくってたり
TMネットワークのカモンファンクス聴くために土曜の夜は部屋にこもりっきりだったり
実は朝の通学・通勤時に昔から(今でも)大沢悠里のゆうゆうワイド聴いてたり
若いおにゃのこなのにオヤジのように片方だけイヤホン入れた生活を送っていました。

ただ。
うちの家はなぜかニッポン放送だけ電波の入りが悪く、どこに向けても文化放送の音が半分以上入ってきてしまうのです。

小学生の時も抱きしめて少年隊聴きたいのに電波が入らず、部屋の窓をあけて窓際で聴いていたらそのまま寝オチして風邪を引き、親に「受験生なのに何やってるの!!」とラジオを取り上げられそうになったことがあったっけ。
オールナイトニッポンも毎日挑戦してたけど結局雑音だらけで諦めて東京FMののるそるに変えざるを得なかったり。

そんな感じでニッポン放送は自分の中で敷居が高いラジオ局というイメージだったのですが。


radikoって、すげーーー!!!!!!!!!!!!


radikoとは:Wilipediaより引用
radiko(ラジコ) とは、IPサイマルラジオ協議会により、ラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信するサービスIPサイマルラジオ(Internet Protocol simulcast radio)を行うウェブサイトの名称、およびそのサービスの別称・愛称である。

近年、都市部を中心に高層建築物の建設やモーターなどの雑音源増加によりラジオの受信環境が悪化していることや若年層のラジオ離れなど、ラジオ業界が抱える諸問題の対応策として、インターネットのIP 通信を利用して地上波のラジオと同じ内容をサイマル配信するサービスである。2010年3 月15日から同年8月31日まで試験的に配信され、2010年秋を目途に実用化を検討する。


まあ簡単に言っちゃうとインターネットでリアルタイムで民放ラジオ局が聴けるサービスなんです。

radikoだとニッポン放送ちょークリアじゃん!!
クリアな音で初めてニッポン放送を聴いて、ちょっと感動してしまいました。

もうこれでANNがノイズなしで聴けるじゃん!
ショウアップナイターも聴けちゃうじゃん!

とテンションちょっと高くなりましたよ。

で。
さっそくナイナイのANNをradikoで聴きました。

…うーん。

あまりにもクリアすぎて、逆にAM放送に聴こえないなあ。
ANNがJ-WAVEみたいなオサレ番組に聴こえる。
ネタが耳に入ってこない。

私の場合、ラジオとは雑音と戦って初めて楽しめるものなのかもしれません。
まだまだしばらくは携帯ラジオと片耳イヤホンは手放せないな。



toka at 01:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年03月22日

大興奮のゲーノー人。

私は結構今まで数多くの芸能人を生で見ました。

ライブや舞台などは当たり前ですが、道を歩いているところを偶然見かけたり、お店でご飯を食べていたら隣のテーブルに芸能人グループが座ったり。
通っていた中学高校がテレビ局の隣だったこともあってそんな出来事は慣れっこだったので、遭遇した場合も騒いだり握手を求めたりしたことはほとんどありません。


先日の話。


母節子が散歩したいと言うので、浜離宮に行くことに。

駅から浜離宮へ向かう間、ふと見るとテレビカメラが。
スタッフらしき人が何人かでロケのセッティングをしているようです。

「あーロケやってるな」とは思ったのですが、いつものように特に何も感じず騒がず通り過ぎようとしたその時。

ロケを担当するらしき芸能人の姿が目に入りました。


なんと。
そこには。

私の大好きな。

あの人がいたんですよ!!!!

普段平静を装うこの私なのに、一瞬で体温が沸騰しそうになるほどの人がそこに!!!


その人とは!!


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toka at 22:44|PermalinkComments(1)TrackBack(0)