夢にまで見〜た初日の夜〜♪(BlogPet)一足お先に。

2005年01月30日

泣いてしまいました。

お久しぶりの日記です。
最近少し仕事が忙しかったので、更新を怠っておりました。そうこうしてるうちに2回目のSHOCK観劇を土曜日にすませてきましたのでその感想。

初日の観劇では今までの舞台の固定観念がこびりついててどうしても比べてしまったりしてましたが、2回目は昨年までの舞台のイメージを払って見たせいか、余裕を持って鑑賞できた気がします。
それを抜きにしても、たぶん初日と比べてかなり変更してるんじゃないかな。展開がわかりにくかったところなど、セリフや表情・効果を補ったりしててすごくわかりやすくなってた気がする。例えば秋山が真剣を持ってきてしまい、それにコウイチが気付くところは照明を変えて観客にもわかるようにしてたし、真剣だってことがわかるようにその場で竹を切ってみたりとかね。2幕でリカがコウイチにネックレスを渡す時、その手の冷たさにコウイチの死を確認するところとかも、初日は唐突にネックレスが出てきてたんだけど、それがちゃんと1幕で複線として使われるようになってたり。細かいけれども大事なシーンがたくさん追加されていたおかげで話に入っていきやすかったです。
そして土曜日はツバサとWキャストのリョウを初めてみましたが、これがまたいいんですよ。彼の演技が。今回リョウ(ツバサ)はストーリーを動かす大事な役なんですが、シーンによっての心の動きが観てる側の心をぐっとつかむんだよね。コウイチを小さい頃から追いかけて、憧れて。でもコウイチはどんどん手の届かないところに走っていってしまうその焦りと嫉妬で真剣を取り出してしまうんだけども、まさかコウイチが死ぬとは思ってなくて、それがわかった時の絶望感とか。コウイチに対して素直になれない感情と憧れが混じった気持ちが、事故の告白のところでずしーんときました。さらにコウイチの死に1人気付いていて、ずっと苦しんできたリカが、コウイチ本人に死んでいることを告白するところもせつなかった。好きだっただけに辛いよねぇ。自分の死を受け止めながら、力を振り絞って最後のステージに立とうとするコウイチとカンパニーの姿にうるっときてしまいました。
そして最後のショーがまたいいんだ。これで最後だ、というコウイチの気迫みたいなものが見れて、これまた切ない。ショーを終えて桜のシーンでふっと倒れるコウイチを抱きかかえるリョウ、リョウに手を差し伸べながら死んでいくコウイチ、最期を看取った後コウイチをぎゅっと抱きしめるリョウ。無言ながらこのシーン、かなり切なくてぼろぼろ泣いてしまいました。まさかSHOCKで号泣する日が来るとは思わなかったよ。今でも思い出すと鳥肌が立つくらいだ。コウイチが昇天する時に全員で歌う「CONTINUE」もかなりいい歌だし。
舞台の核となる話の筋はかなり満足行くものでしたが、ショーの部分も見ごたえありました。今回は2階席で観たんですが、合戦のシーンは2階で観るとすんごいのね。びっくりした。前回は少々長くて間延びしてる感じがあったんですが、計算されたフォーメーションとか見ごたえ十分で、時間の長さをちっとも感じませんでした。ラダーフライングも、1階席で観るのとまた全然違う迫力でたまりませんな。ロミオとジュリエットは、初日より声が甘くなくて少し残念でしたが、やはり絵になる2人のやりとりにうっとり。そしてYoru-no-umiのダンス、というか手の振り付けが見事に全員揃っててかなり綺麗でした。クライマックスに向かうシーンだったので余計に際立っててよかったです。
そうそう、初日の感想の訂正。赤布フライングとマスクは1幕ではなくて最後のショーの演目でした。

なんか思うがままつらつらと書きなぐってしまいましたが、1回目の観劇よりかなりいいものを観たなぁというのが1番の感想です。欲を言えばもう1回くらいリョウの舞台を観たかったけど、また2月のツバサの回に行くので今からツバサも楽しみだー。


トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
夢にまで見〜た初日の夜〜♪(BlogPet)一足お先に。